仮想通貨「キャッシュ(QASH)」の概要や特徴、メリット・デメリット、取引所についての超初心者向けまとめです。
概要
キャッシュ(QASH) | |
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仮想通貨ランキング | 66位 |
主な取引所 | コインエクスチェンジ(QUOINEX) |
開発者 | QUOINE |
公式サイト | liquid.plus |
時価総額 | 約300億円 |
1QASH = | 約100円 |
生年月日 | 2017年 11月 |
なにかんがえてるの | 「僕を呼ぶ声がある限り、戦い続ける。」 |
※2018 2/24現在 |
〜取引所「QUOINEX」と一蓮托生の草コイン〜
キャッシュ(QASH)は、QUOINE社が開発する「リキッド(LIQUID)プラットフォーム」で使用される予定の草コインです。
QUOINE社は、仮想通貨取引所「QUOINEX」を運営しています。
チャート
特徴
QASH自体に特別な機能はありませんが、QUOINE社のサービス(LIQUID,QUOINEX)での利用が想定されています。
リキッド(LIQUID)とは?
前述したとおり、QASHの主目的は、LIQUID内での決済での利用です。
以下は、LIQUIDについての解説。
liquid(リキッド)は、日本語で「液体・流体」です。
LIQUIDは、仮想通貨を通して金融市場の流動化を目指すプラットフォームです。
取引所や通貨ペアなどを問わず、市場全体で通貨の通貨の流動性がものすごく高い状態の実現を目指します。そのために、様々な技術が導入されています。
LIQUIDはクロスカレンシーの実現を目指しています。すなわち、通貨取引のマッチングの円滑化です。
例えば、ライトコイン・円とビットコインキャッシュ・ドルの取引をマッチングさせるような感じです。
これが実現されたら、根本から通貨取引は変わります。アービトラージ(取引所間の通貨の差額を利用し、利益を出す)の問題も解決しますね。
QASHはこのLIQUID内で、決済などに利用できるようになるそうです。
仮想通貨取引所「QUOINEX」とは?
QUOINE社は、仮想通貨取引所「コインエクスチェンジ(QUOINEX)」を運営しています。
QASHを入手するには必須の取引所です。
QASHとのシナジーはありませんが、QASHホルダーはおそらくリキッドよりQUOINEXの躍進を見込んで購入しているのではないでしょうか?QUOINEXは、地味に国内ではビットフライヤー・コインチェックに次ぐ3番手だったりします。
草コイン専用草刈り場「コインエクスチェンジ(CoinExchange)」と名前が被ってたり、何かと存在感が薄いですが。
取引所
実質QUOINEX一択です。
国内取引所
なおQUOINEXは、入出金手数料無料・イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップルの玄武取引が可能です。これらの通貨のトレードや入出金の拠点としておすすめできます。
海外取引所
huobi、クリプトス など
QASHのメリット
QUOINEXの将来性
QASHを発行したQUOINEXですが、現状は国内取引所3番手です。
ただ、今後コインチェック・ザイフを超える可能性はあります。
CEOが継続的に情報発信
CEOの栢森氏がテレグラムで定期的に情報発信を行っているようですので、QASHの質問があれば直接聞くことが出来ると思います。
QASHのデメリット
利用手段が貧弱
QUOINEXやLIQUIDが有望でも、肝心のQASHの今後の利用手段が現状かなり心細く見えます(LIQUID、QUOINEX内での使用の計画のみ)。
資金調達のためのICOであった側面は否定できません。
繋がりが希薄
QUOINEXは、XPのように積極的な他通貨・他団体との関係性の構築や露出は行っていなさそうです。
ジブラルタル証券という暗号通貨取引所?(検索してもQASH関係しか出て来ず)と提携したり、ユーチューバーに取り上げられたりはしているのですが…
現状は、QASHの命運はQUOINE1社次第です。
評価
☆2.5
LIQUIDの実現性はなんとも言えませんが、無理なく社会全体の幸福を増やすビジョンと理念には基づいているよう感じます。QUOINEXもシェアをある程度伸ばしそうです。ただ、QASH自体は投機商品の枠を抜け出せてはいないと思います。
全体的に危うさがあるのですが…今後のQUOINE次第では爆発する可能性はあると思います。ハイリスクハイリターン。
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関連リンク
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余談
QASHが「草コイン」なのか「アルトコイン」なのか迷いましたが、とりあえず「草コイン」にします。このブログでは便宜上、カテゴリーを、
「ビットコイン」:Bitcoin及びBitcoinからハードフォークした通貨
「アルトコイン」:非「ビットコイン」のうち、時価総額や影響力が非常に大きいもの
「草コイン」:「ビットコイン」「アルトコイン」以外の暗号通貨
と、定義づけています。
ただ、QASHのような相当な時価総額のある通貨は、「準アルト」という「タグ」によって区別することにしました。
暫定的ですのでまたこの辺りを整理するかもしれません。
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