ビットコインに次ぐ仮想通貨 「イーサリアム(Ethereum,ティッカー:ETH)」の超初心者向けまとめ。
イーサリアム(ETH,Ethereum) | |
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公式サイト | ethereum.org |
たんじょうび | 2015.7.30 |
国内取引所 | コインチェック、ビットフライヤー、ザイフ、quoinex など |
海外取引所 | 多数 |
なにかんがえてるの | 「幸いなイーサリアムよ、汝は結婚せよ!」 |
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イーサリアム(ETH)の超初心者向けまとめ
スマートコントラクトのプラットフォーム(Ethereum)における、仮想通貨(ETH)です。
ややこしくて申し訳有りません。説明します。
「イーサリアム」の定義
①:Ethereumプラットフォームのこと
②:①において基軸となる通貨(トークン)、ETH(イーサ)のこと
③:イーサリアムトークンのこと
④:上の3つ(主に①・②)の総称や複合的概念、もしくは略称・混同
この3つで大丈夫だと思います。
①・②・③を超初心者向けにまとめます。
①Ethrreum(プラットフォーム)について
「契約の自動化(スマート・コントラクト)」が特徴。
スマート・コントラクトは、
契約内容を電子化し、契約内容とその履行を確実にする仕組み、です。
とても簡単に言うと、ブロックチェーン技術によりみんな(マイナー)で監視するから保証できる、って感じです。
例をあげると、「もし明日サッカー日本代表がベルギーに勝利したならば、10ドルAさんに送金」
みたいな契約ができるんですね…。
この「自動化」が生み出すのは、「契約コストの削減」「契約内容の確実な履行」など。
一番わかりやすいのがオーガという仮想通貨なので今度記事を書きます。
②:ETH(イーサ)について
仮想通貨時価総額ランキング2位(「チャート」参照)の通貨・トークンです。
イーサリアムとかイーサと呼ばれます(このサイトでは便宜上「イーサ」とします)
①のプラットフォームで報酬として利用されます。
③:イーサリアム(Ethereum)トークン
※②ETH(イーサ)とは異なります!
現在はこちらが最大の特徴で、イーサリアムプラットフォームをベースにした仮想通貨は簡単に生成できます。
このイーサリアムトークンは大量発生し、AK-47のごとく(?)大拡散しました。身近にある一見理解不能な仮想通貨も、きっとイーサリアムトークンのはずです。
ぜひ調べてみてください。
一例として以下に幾つかのイーサリアムトークンを載せておきます。





このトークンたちは果たして、イーサリアムのスマートコントラクトの理念に則って
契約内容(ロードマップ)を履行していくのでしょうか。
Ethereum Tokens Explorerethplorer.io
イーサリアムトークンの一覧が見られます。
イーサリアム(ETH)のメリット
ETHと他の仮想通貨との比較。
イーサリアムが仮想通貨市場に果たす役割
(その本質が投機かどうかはともかく)
仮想通貨市場の成長にイーサリアムとイーサリアムトークンたちが果たした役割を否定することは不可能でしょう。
単なる決済手段・ビットコインとは異なる、スマートコントラクトという概念をもたらし、
現在はイーサリアムトークンたちが市場で圧倒的な覇権を握っています。
イーサリアムなくして仮想通貨バブルなし。
イーサリアムが終わるときは他のイーサリアムトークンたちも倒れているだろうと予測します。
イーサリアム(ETH)のデメリット
Ethereumの未来は?
ETHトークンの価値が仮想通貨界隈の外へ波及しない
イーサリアムは仮想通貨における素晴らしいプラットフォームですが‥
ETH(イーサ)はイーサリアムプラットフォームの中で完結してしまっています。即ち、イーサリアムプラットフォームの要素の一つに過ぎず、社会発展の条件にはならないです。
この辺りの理屈はビットコインの記事も参考にしてください。

本家(ETH)の脆さ
今度はイーサリアムトークンとの比較です。
それぞれ違う個性を発揮するイーサリアムトークンたちと比べて、本家のETHトークンは無個性の感があります。
また、イーサリアムトークンが活躍したとしても、本家イーサリアムの値段が伸びるのは投機でしかないですし…論理必然的ではないと思います。
発行枚数の上限なし
イーサリアムトークンが次から次へと産まれるのに加えて、本家イーサリアムも発行枚数の上限がないです。
よって理屈の上では需要が増え続けないと価値が維持できません。
ちなみにこの欠点を補うのが「イーサクラシック」です。

まとめ
最強の仮想通貨「ビットコイン」と対を為す仮想通貨であり、プラットフォーム。
信頼と実績はよその仮想通貨と比較して段違いですが…他の仮想通貨同様、プラットフォーム(Ethereum)が未来に必要でもトークン(ETH)が必要なのかと言うと答えに窮します。
もしスマートコントラクトが普及しても、より安価なトークンを消費者は選好するでしょうから
本家の存在価値はかなり揺らいでいる気がします。
投機で買うのはおすすめしません。技術が素晴らしくてもETHは株ではない。
評価:☆3.5
感想
仮想通貨界のマリア・テレジア。
ただし多くのスキャム紛い通貨(「おはじき」)を生み出してしまった技術でもある。
関連項目



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