仮想通貨「イーサクラシック(Ethereum Classic,イークラ/ETC)」の概要や特徴、メリット・デメリット、購入できる取引所についての、超初心者向けまとめです。
イーサリアムクラシック(ETC,Ethereum Classic) |
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仮想通貨ランキング | 14位 |
主な取引所 | ビットフライヤー、バイナンス など |
開発 | Dao事件を機にイーサリアム財団から分裂 |
公式サイト | ethereumclassic |
時価総額 | 約3700億円 |
1ETC = | 約3700円 |
生年月日 | 2016年 7月 20日(イーサリアムは2015年7月30日から) |
通称 | イーサクラシック、イークラ、いくら、ETC |
なにかんがえてるの | 「ひゅるり~~ひゅるり~~らら~~」 |
※2018 2/26現在 |
〜イーサリアムの妹分!〜
もくじ
概要
イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)は、イーサリアムからハードフォーク(分裂)して誕生したプラットフォームです。
通称「イーサクラシック」、「イークラ」。通貨名・通貨単位はETCです。イーサリアムクラシックはあくまでプラットフォームの名前なのですが、通貨名と混同されやすいです。
本家イーサリアムの記事はこちら

チャート
イーサリアムクラシックのチャートです。
イーサリアムクラシック誕生の経緯
2016年7月、DAO(イーサリアムベースの通貨)がハッキングされ大量に盗難された際、イーサリアム開発チームは、取引の記録をすべてハッキング前まで戻すことで、不正な送金をすべて無効化しました。
ようは、時渡りです、タイムマシンです。
ですが、これは禁じ手に近いです。仮想通貨の理念は非中央集権的な管理ですから。
しかも、イーサリアム自体に脆弱性があったわけではありませんでした。このようなコードの書き換えへの反発から、イーサリアムクラシックは誕生しました。
特徴
イーサリアムとほとんど同一です。
スマートコントラクト
取引の契約を自動的に実行させる仕組みで、自動販売機によく例えられます。
詳細はイーサリアムの記事で
発行量上限なし
イーサリアムクラシックの生成に上限は存在しません。
通貨価値を維持し難いです。
オープンソースのプラットフォーム
だれでも自由にイーサリアムクラシックの仕組みを利用できます。
取引所
国内取引所
海外取引所
バイナンス など
イーサリアムクラシックのメリット
イーサリアムと共通の点は省きます。
イーサリアムブランド
イーサリアムクラシックはイーサリアム初のHF通貨です。
イーサリアムの様々な優れた機能とブランドイメージが、イーサリアムクラシックを支えます。
誕生が古い
イーサリアムクラシックが誕生して2年。仮想通貨元年2017年より前からあるわけですので、仮想通貨では比較的古参と言えます。
息が長い分だけ、信頼やブランド醸成、他団体・個人との関係性の構築などを、多く行えます。
ただ、イーサリアムクラシックがそれらを成せているかはなんとも言えないのですが。
イーサリアムクラシックのデメリット
イーサリアムと共通の点は省きます。
イーサリアムとの差別化問題
ビットコインキャッシュと違い、イーサリアムクラシックのアイデンティティはとても見えづらい。です。
イーサプラットフォーム発の無数の通貨たちの中で、埋没する恐れがあります。
マーケティング的にも技術的にも、差別化を目指していく必要があるでしょう。
イーサリアムクラシックの評価
☆2.5
現状イークラは、大口マイナーや投機に利用されている感がします。しかし、イーサリアム自体の有望さと、2016年スタートの歴史はGOODです。
関連リンク
イーサリアムクラシック誕生のきっかけとなった、DAO事件について。
第11回 THE DAO事件マナティ(Manatee)
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