仮想通貨の象徴、 「ビットコイン(Bitcoin,ティッカー:BTC)」の超初心者向けまとめ。
ビットコイン(BTC,Bitcoin) | |
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公式サイト | bitcoin.org (日本語対応) |
たんじょうび | 2009.1.3(史上初の仮想通貨) |
国内取引所 | コインチェック、ビットフライヤー、ザイフ、quoinex など |
海外取引所 | 多数 |
なにかんがえてるの | 「ぬわーーーーっっ!!」 |
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ビットコイン(BTC)の超初心者向けまとめ
ビットコインは、仮想通貨の先駆けで圧倒的な支配力を持つ通貨です。
(技術的には)「暗号通貨」であり、(社会・経済的には)「仮想通貨」です。
この2つの側面をそれぞれ説明します。
「暗号通貨」ビットコイン(Bitcoin)
ビットコイン最大の特徴はブロックチェーン技術の活用により、中央集権でない取引を可能にしたことです。
詳しい仕組み(ビットコインに限らず、他の仮想通貨についても重要な示唆を与える)については、
↓の記事で解説します。

「仮想通貨」ビットコイン(Bitcoin)
ビットコインの強みや今後について個人の感想をつらつらと書きます。
ちょっと長いですので時間のある方だけどうぞ。
技術的にはともかく、現状は、社会・経済的にビットコインは最強の仮想通貨だと考えます。
理由はいろいろあるんですけれど。初めての仮想通貨で、すでに(仮想通貨の中で相対的な)信頼と知名度を獲得できているという点。
そして、決済と資産の保存についても(仮想通貨の中で相対的な)実績がある点を重んじます。
決済はピザに始まって、現在ではリアル店舗ではビックカメラが代表例。ネットでもイラストサイト・ポイントサイトなど割と人の目に触れるところで普通に利用できます。
(ちなみに当サイトでも「ご支援」をお待ちしています)

また、ビットコインはギリシャの経済危機の際に通貨の保存先として利用されたという実績もあります(ビットコインはこれで注目されました)。
これはめちゃめちゃ大きいんです。
たびたびビットコインは仮想通貨投資家の間で批判に晒されます。「スペック低すぎ!送金速度も容量も手数料も!ありえない!」と。
なるほどハード面ではビットコインは限界だと思いますが…。
しかし人間は、
AIみたいに常に合理的な選択をするとは限らないです。
「リアル通貨」が好例だと思います。
JPYです。日本では、富本銭も和同開珎も奈良〜平安初期で試して結局定着せず。平安末期中国の宋銭を導入するまで、便利過ぎるはずの貨幣経済は定着しませんでした。
通貨の無い世界って圧倒的に不便なんですけど。選ばれなかった。皆物々交換を受け入れていたんです。
世界史でもローマ帝国が崩壊してから、貨幣経済復活まではだいぶ時間がかかりました。
現代でも日本円よりエディやアイディの方が決済手段として便利なのに、みんな使いませんよね?
優れたように見える手段でも人それぞれ。選ばれるとは限らないのです!
これは、ビットコインというより「仮想通貨」全体にも言えることですけど。
閑話休題。
人間の選好にはネームバリューが物言います。ビットコインの「先行者利益」って、ものすごく大きいんです。
だから私はビットコインの実績を評価したいです。
スペックよりも「安心感」がもの言う。きっと人間も、通貨も、そんなものではないでしょうか。
ビットコインは確かに遅いんです。でもそれを補う仮想通貨ライトコインがあります。
(※「ライトコイン」
ビットコインの弱点を補い保管する通貨としての立場で一貫しています。

)
同様にライトコインも私は強い仮想通貨になるのでは、と考えています。投資をしようとは思いませんけど…。
信用を築き上げたビットコインと、ビットコインを相互に補完するライトコイン。この両者がシナジーしあって高めていく感じが好きです。
というわけで、「投機用おはじき」みたいな乱造イーサリアムトークンを買うくらいなら
信頼と実績のある王様ビットコインを買って欲しいのです。
ビットコインは社会を目指していますが、ICOへ投じたお金はただ発行者の中国人を喜ばせるだけです。
以上でビットコインの将来とか思うところについて、乱文ですが思いのままに書かせていただきました。
読んでくださった方はありがとうございましたm(*_ _)m
ビットコイン(BTC)のメリット
BTCと他の仮想通貨との比較。
利用者の多さ・健全さ
多いです。ビックカメラで使用できるのは(ビットフライヤーの)ビットコインだけです。
現状、決済手段として日本で成立していると言えます。
あとビットコインは度々「クジラ」と呼ばれるごく少数の大口ホルダーが支配していると言われます。全ビットコイン(BTC)の3割ほどをを1600人のホルダーが握っているとか。
しかしこの構造は本質的に米ドルにも見られます。また、他の仮想通貨に比べたら小口がだいぶ多い方なんです。だから他の仮想通貨と比べて健全だといえるでしょう。
もしビットコインが普及すればこの問題もちょっとずつ緩和していくと思います。
最古参のブランド
前述しましたが非常に強烈です。
信頼と抜群の知名度につながります。
ビットコイン(BTC)のデメリット
Bitcoinの未来は?
社会・経済的側面(「仮想通貨」として)
ビットコインというか、仮想通貨についての雑感です。
こちらもちょっとだけ長いですがよろしければお付き合いください。
ビットコインは仮想通貨の象徴です。
仮想通貨が倒れた時、それはビットコインの最後を維持します。
ビットコインは仮想通貨の十分条件です。ビットコインの今後は仮想通貨が広く通用していくかにかかっていますが…。
さて、肝心の仮想通貨が社会に認められるでしょうか。
私は仮想通貨の非中央集権の理念に賛同しているので、ぜひビットコインも仮想通貨も世に広まって欲しいです。
しかし現在仮想通貨は単なる投機商品で、ICOを通じて日本人投機家の財は大量に国外に流出してしまっています。
たまりかねた金融庁は海外取引所への規制を強め、日本人の海外取引所への参加を厳しく規制しています。
こんな状況では仮想通貨は単なる投機アイテム、ICOは投資詐欺の手段にすぎないです。
何が非中央集権ですか。投機も投資詐欺も社会全体の幸せを何ら向上させない無意味な行為です。それの道具なんてはっきり言って社会に有害です!
また、仮想通貨の利便性だけ切り取れば
日本円と連動したMUFG、またはテザーのような、投機要素が存在しない仮想通貨が存在します。

これらは強力なライバルだと思います。投機要素が強く、発行元が不透明なビットコインが果たして選好されるでしょうか?
どんなに社会にとって必要なアイテムでも、
必ずしも普及するとは限らないのは前述の通りです。
ですがそもそも、人間に非中央集権的な、マルクス主義的な通貨は果たして必要なのでしょうか?
未来のことはわかりません。
しかし、仮想通貨が完璧な存在ではない。構造的にも、社会・経済的にも、様々な問題を抱えているのは事実だと思います。
これを以て、再びビットコインについて思うところの記述を終えます。
こちらも読んでくださった方はありがとうございましたm(*_ _)m
機能的側面(「暗号通貨」として)
機能面の記事で詳しくは書きましたが、
ビットコインよりすぐ送れて容量も大きい仮想通貨なんて掃いて捨てるほどあるんです。
例:




こんな通貨たちでもそうです。
前述した「ライトコイン」もそうです。
ビットコインに機能的優位性は正直ないです。
まとめ
資産として、通貨として、「最強の仮想通貨」。
評価:☆4
感想
一番初めに書いてみた記事をリメイクしてみました( ´ ▽ ` )ノ
原点にして頂点。実績が段違いなので仮想通貨の中ではおすすめですけど、
おとこのこ
という完璧な理屈を、自分の中で持っていなければ買うべきではないです。
おんなのこ
これはやめてください。だめです。
関連項目
wikipedia日本語版「ビットコイン」の関連項目にあった通貨を載せています。(2018.7.2)



ビットコインキャッシュは、
ビットコインからハードフォーク(枝分かれ)した仮想通貨です。

仮想通貨市場の統計。ビットコインの圧倒的なドミナンスをご覧ください。

ビットコインゴールドは、
ビットコインキャッシュに次いでハードフォークした仮想通貨です。

ビットコインダイヤモンドは、
ビットコインゴールドに次いでハードフォークした仮想通貨です。

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