ビットコインの時価総額
・時価総額:約11兆8000億円
・仮想通貨ランキング:1位
(※2018年2月6日調べ)
この記事では、全ての仮想通貨に影響を与える超超強大な王様、仮想通貨・「ビットコイン」の仕組みを解説し、
その基本的な概念・設計を説明していきます。
(※ビットコインの投機商品としての概要・データや社会にとっての仮想通貨の位置付けについてなどは、

この記事をご覧ください。)
もくじ
概要
ビットコインは、仮想通貨の原点にして頂点と言える存在です。
圧倒的な力を持つ、仮想通貨の代名詞です。
ビットコインの仕組み
そもそも仮想通貨ビットコインは、どのような仕組みでできているのでしょうか?
3ポイントで説明します。
1:「ブロックチェーン」と呼ばれる、取引の台帳があります。
2:世界中の個人のコンピューターが計算し、1つ1つ「ブロックチェーン」の正しさを証明します。(不正な取引だという主張が多ければ、無効になります)
3:この仕組みを、「P2Pネットワーク」と呼びます。(銀行などの「中央集権型システム」とは異なります。)
要は、
取引を、世界中で監視し合っている。
ということです。
この仕組みは基本的にどの仮想通貨にも共通しています。「中央集権ではない」は、仮想通貨の理念でありアイデンティティです。
で、あるはずです。
作成者
サトシ・ナカモト(Satoshi Nakamoto)と称する人物ですが詳細は不明。
架空の人物だとも言われています。
発行枚数
現在1600万枚程度です。
10分に1度、12.5BTCが、「ビットコインの仕組み」で前述した計算(「プルーフ・オブ・ワーク」proof of work 訳:仕事の証明)をしたユーザーの中から抽選で与えられます。
なおこの発行(「マイニング」 mining 訳:採掘といいます)は、2100枚に達するまで続けられます。
4年に一度、発行枚数は半減して、2140年ごろまで続く見通しです。
仮想通貨取引所
世界中に仮想通貨の取引所はいくつもありますが、ビットコインはまず取り扱いがあるはずです。
あんこキャッシュ
国内取引所
海外取引所
バイナンス、ヒットBTCなど
海外取引所は様々なリスクがあるためにおすすめしません。
ビットコイン・仮想通貨のメリット
技術面でのメリットを挙げます。
社会や経済、そして投機商品としてのメリットについては

非中央集権の取引を行える
結果としては国家への依存度が減ります。
今の日本の政治の様々な問題に、「もうどうでもいい…」と、不信感を持っている方もいるかもしれません。
信頼できない国家への依存度をなくし、民主的な通貨を作る。
大変素晴らしいことにみえますね。
安全性
利用者の多さがマイニング難易度を高め、結果として悪意ある人間による支配を防いでいます。
ビットコインのデメリット
構造上の問題
代表的なものは2つあります。
スケーラビリティ問題
ユーザーの増加に対処しきれず、送金が詰まり手数料が高くつく問題が発生しています。
なおこの弱点を対策して生まれたのが「ライトコイン」「ビットコインキャッシュ」です。


51%問題
悪意のあるユーザーが半数を超えると、取引の正確さは保証されなくなります。
これは先述した「プルーフ・オブ・ワーク」の弱点です。
非中央集権型通貨の弱点
中央集権は必ずしも悪ではないんです。
日本の銀行ならペイオフがあって、破産した時でも1000万円まで預金は守られますよね。
よく言えばしがらみのない、悪く言えば安ど定しない。そういった性質なのです。ただ、まだまだ始まったばかりです。ユーザーの増加が少しずつ安定性をもたらしていくと思います。
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