仮想通貨「バンクエラ (Bankera,通貨単位:BNK)」の超初心者向けまとめ。
バンクエラ(BNK,Bankera) | |
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上限枚数 | 250億BNK |
生年月日 | 2018.6.5(hitBTC上場) |
公式サイト | bankera.com(日本語対応) |
なにかんがえてるの | 「おねがい、立ち上がるの!」 |
バンクエラ(Bankera)の概要
ふつうの草コインです。
通貨単位はBNK。
おとこのこ
あんこキャッシュ
もくじ
評価
あんこキャッシュ的評価
おんなのこ
☆2(「ふつうの草コイン」)一覧あんこキャッシュの草コイン
チャート
ICOを割っています。
バンクエラ(BNK)の特徴
後発の草コインです。
ICO特有の実現性の無さそうな大風呂敷が特徴。
仮想通貨「Bankera(BNK)」の超初心者向けまとめ
銀行作って独自の取引所の基軸通貨になって銀行の送金問題を全部解決する予定の「ふつうの草コイン」。
リップルも同じようなこと言ってたような。
フィンテック革命が銀行業に必要だとしても、それと仮想通貨(トークン)の発行・資金調達とは論理整合性が無いと思います。
バンクエラの配当
ホルダーは毎週イーサリアムで配当を得られます。
魅惑の制度なんですが…
低下リスク(バンクエラ・イーサリアムの)
いくらイーサリアムをコツコツもらっても、肝心のバンクエラが大暴落しては元も子もありません。
「バンクエラをイーサリアムよりも信頼する人」以外は、直にイーサリアムを買ったほうがバンクエラの配当以上の利益を出せるんじゃないでしょうか?
あのノアコインも同じような配当制度を行っています。配当はICO草コインではよく見られます。ただ、バンクエラはイーサリアムで配当してくれる点で優れています。

年利
色々なサイトを見る限り1%〜10%くらい、でしょうか
これは年利なので、週1の配当に換算すると0.02%~0.2%くらいです。
価格が変動しないのなら、100万円預ければ毎週200円〜2000円、毎年1万円〜10万円くらいの配当を得られますけど…
はっきり言ってこれは高すぎます。Bankeraなる謎の団体がこんなに多額の配当を出し続けられるわけが無い。
少なくとも公式サイトを見てもできるようには思えませんでした。ICOで仕入れた大金で払っているのなら結局消費者余剰がマイナスということになります(「投資家」の側が損をする仕組みになっている)。
不幸になる人が多く出そう…。ADAのような例もあるので断定はできないですが。

マイニングインセンティブ問題
この配当をNEM(ネム)のように取引手数料の一部を還元する形で行っている場合、マイニングのインセンティブが無くなるような気がしますが…
powでもposでもブロックチェーンを証明するインセンティブが無いわけですから。

「Pacific Private Bank」買収について
(※)別の記事で調べた結果を書きます。

バンクエラの魅力の源泉として、「Pacific Private Bank」という銀行の買収が挙げられます。
おんなのこ
できるような企業さんが発行してるの??♡バンクエラすごーい♡」
ナーガ(NAGA)、イクスト(IXT)などでも見られる一見魅力的なバックボーンですが…


結論としては相当眉唾物です。
こういう最もらしい肩書きは怪しい投資にはつきものです。
(仮想通貨市場はそれすらない円天やクリプトハーバーなんかでも、
投資者に回避されない超リスク選好市場なので麻痺するかもしれませんが)
仮想通貨取引所
BNKは海外仮想通貨取引所でのみ取引できます。
国内仮想通貨取引所
なし。
海外仮想通貨取引所
hitBTC
ただし、上場した側から
(金融庁の英断により)hitBTCでは日本人の利用ができなくなってしまいました。
バンクエラ(BNK)のメリット
BNKコインが他の仮想通貨より優れてる点や、今後について。
配当
配当が毎週もらえるのは楽しい…かもしれません。
それにノアコインと違ってイーサリアムでくれるのは有難いところ。
バンクエラ(BNK)のデメリット
ロードマップの実現可能性が見えない
特徴のところで述べましたが、「配当」が続いていくとは思えません。結局は購入者がババを引いて終わる気がします。
銀行を作れるようにも思えない。
まとめ
投機目的の「ふつうの草コイン」です。
評価:☆2
感想
普通の感覚では怪しいと思うんですけど、そういう指摘がまるで見受けられませんでした。
某大物プロブロガーさんもバンクエラをホールドしているそうですが、理由が聞きたい。
確信犯的に宣伝をしているにせよ、信じているにせよ、ちょっとがっかり…。
関連項目


「期待のICO」


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